自己成長は完璧主義を貫いた先にある?
みなさん、こんにちは!ちえみりーです。
今日は自分とうまく付き合いながら成長する方法について考えていきたいと思います。
目次
自己成長と完璧主義は似て非なるもの
私は最近つくづく感じるのですが、完璧主義な人ほど自分のもつ魅力に気づけていない。
せっかく自分にも素敵な魅力があるのに気づけていない、それなのに自分を高めることはできるのでしょうか?
そして、それならばどういうモチベーションで自己成長を続けるべきなのでしょうか。
自己成長をしたい
一度は考えたことはありませんか?
この考え方によって自己成長の原動力になっている人もいる一方で、やはり完璧というのはキリがないもの。
人間の欲は尽きるところがありませんしね。
例えば、数学が完璧になりたいと考えたとしましょう。
今のあなたが考える数学の完璧はテストで100点を取ることかもしれません。
しかし、それを仮に達成したとして、完璧に感じるでしょうか?
次はテストで100点を取り続けることでしょうか。
センターで満点を取ることでしょうか。
東大の数学科に入って主席で卒業することになるのでしょうか。
フェルマーの最終定理のように世界中の数学者でも解ける人が少ない問題が解けるようになることでしょうか。
最終的には世界中の数学の問題すべてを解けるようになることでしょうか。
あなたはどこまで行けば自分が完璧であると自信を持って言えますか?
このように完璧に到達することは不可能に近いと言えます。
完璧な人はもろい
みなさんの周りに、何でもできるスーパーマンのような人はいませんか?
そして周りから見たら完璧なのになぜか自信がなく、さらに上を目指さないとと自分を追い込んでいる人。
完璧主義者はうつ病になりやすいと言われています。
自分を追い込み、満足できなくて周りと自分との評価に乖離が生じ、心が疲れてしまうのかもしれません。
世界で最も硬い物質として知られるダイアモンドが、叩くと脆く、割れてしまうというのに似ているかもしれません。
私はTwitterなどを見てくださっている方はわかると思うのですが、結構ズボラで三日坊主です。
しかし、主治医からよく
「自己評価が低く、少し完璧主義なところがあるかもしれないね。」と言われます。
私としては全く納得がいかないのですが、やはり認知のゆがみというのが存在しているのかもしれません。
どこを目指すべきなのか?セルフコンパッションという考え方
そこで役に立つのが近年注目が集まっているセルフコンパッションという考え方。
セルフコンパッションはマインドフルネスとともに定着し始めた仏教由来の考え方です。
確かに自分を高めることは大切ですが、自分を追い込み過ぎることは自分を高めるどころか自分自身を壊してしまいます。
そして周りとのつながりが感じられなくなり孤独感を感じることもあるでしょう。
セルフコンパッションの研究者である自己心理学者のクリスティーン・ネフ博士は次のように定義しています。
セルフコンパッションとは、困難に直面した時、自分の肯定的、否定的側面の両方を優しく理解し受け入れ、その苦しみが人類に共通していることを認識し、感情のバランスを取れる特性
(セルフ・コンパッション:最良の自分であり続ける方法より引用)
したがって、何か問題にぶち当たっても冷静に自分を見て次に活かすことができ、辛いときには他人を頼ることもできるでしょう。
セルフコンパッションの詳しい説明は別の記事にて行いますが、この考え方を活かせば、破綻せずに自分を高められるのではないかと思います。
参考にした本
kindleを持っている人なら安くて文章量も短くすぐに読めてしまうので、ぜひ読んでみてください!
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