私がヨガインストラクターになろうと思った理由
みなさん、こんにちは!ちえみりーです。
今日はうつ病になって休職した私が「なぜインストラクターを目指したか」についてお話ししていきます。
目次
何をやっても中途半端な私
いきなりの暗い話ですが、私は理系の大学院で電気系を専攻していました。
でも、今、回路図を見て、すぐにどんな動きをするか、専門的な話はほとんどできません。
何のために大学院まで行ったんでしょうか。
そして、大学院卒業後あこがれだった航空会社に入社して、航空機の知識を4か月ほど学びましたが、休職し始めて1年半がたった今、ほとんど覚えていません。
正直言うと大学院や会社に関わるものを見るとうつ症状がぶり返してきます。
そんな私が会社に戻れると思うわけもなく、、、。
ただ学歴とプライドが高いだけのプータローになりました。
自分はもう社会で人の役に立つことはできないのだろうか。
そんな暗雲が立ち込める引きこもり生活の中、ヨガに出会いました。
ヨガも中途半端、でもいい
もちろんスポーツの苦手な私がいきなり上手になるわけもありませんでした。
でも、この前より足が開くようになった気がする。本当に小さい程度ですが成長を感じ始めました。
そして、ヨガに通い始めて半年で、バリにヨガインストラクターの資格を取りに行きました。
なぜなら、ヨガを始めてから少しずつ前向きになっていく自分を感じたからです。
その時はインストラクターになるかどうかは特に気にしていませんでした。
とりあえず、ヨガを勉強してみたい。誰かから教えてもらいたい。そんな気持ちでチャレンジしたのです。
もちろん周りの参加者はインストラクターとして働いている人や、何年もヨガを経験している人が多い。
正直に言うと、アーユルベーダの話やチャクラなど哲学的な話についていくのは厳しく、病気の影響かお腹を崩して、レッスン中何度も仰向けになって休んでいました。
でも、いいんです。途中でギブアップすると思っていたのに、最後まで挑戦し続けられたのだから。
帰国、そして同じように苦しむ人にヨガを伝えたいと思い始める
こうして何とかヨガインストラクターの資格の中でも世界的に有名な全米ヨガアライアンス認定200時間(RYT200)を取得しました。
もちろん自分のヨガに自信があるわけではありません。
バリで学んだことをすべて理解したかと言えば、6割理解しているかどうか💧
でも、私はうつ病を経験し、ヨガで病気と向き合えた!
だからこそ、ストレスやうつ症状に苦しむ人の気持ちに寄り添えるし、サポートがしたい。
そう思うようになりました。
完璧なんてない、私も一生学び続ける
今でも自分に自信があるかと聞かれると、イエス!とは言えませんが。
そんな中途半端な私だからこそ、生徒さんと一緒に私もずっと学び続けられるようなインストラクターになれるのでは?
また、正直まだまだ始めたばかりで、ヨガだけで食べていけるような状態ではありません。
でも、私が安定して仕事ができるようになれば、うつ病で社会復帰ができないと困っている人に勇気が与えられるかもしれない。
今、私が活動を始められたのは、これらのモチベーションがあるからです。
安全なレッスン環境を整える
このように新米インストラクターの私なので、レッスンを受けるのに少し不安があるかもしれません。
そこで、ヨガ安全指導員に登録し、保険に加入することにしました。
ヨガは最近人気が高まり、スタジオやインストラクターも増えていますが、ヨガ経験者の約6割がケガを経験しています。
この原因としては身体に関しての知識が浅いインストラクターが多いことが原因であると考えられています。
したがって、YOGA FOR DEPRESSION with Chiemilyでは下記二つを実行していきます。
・年一回の安全講習会や解剖学のワークショップに参加し、身体に関する知識を高めます
・万が一生徒さまがお怪我をされた場合に補償ができるよう、賠償責任保険※に入ります。
※2021年1月からの適用となります。
参考👇