瞑想中に体がかゆくなった!マインドフルネスを保つ方法
最近涼しくなってきて、夏のように蚊に刺される機会も減りましたが。
瞑想中に不意に体がかゆくなったり、外部からの刺激を受けたりなんてことはよくありますよね。
マインドフルネスを保つ方法って?
ということについてこの記事では解説していきます。瞑想が初心者の方からマインドフルネスを身につけたい人までとても役に立つと思います。
記事の最後に参考にした本も載せていますので、詳しく知りたい方は下のリンクから読んでみてください。
目次
初めの段階ではかいてもOK!
瞑想に対するイメージとしてよくあるのが、我慢をするということ。
しかし、これは間違いです。
というのも、自分の意識を無理にどこかへそらそうとしてしまい、ストレスになりかねないからです。
でも、からだがかゆくなったら無意識にからだをかいていては、マインドフルネスな状態は保たれません。
では、どうすればいいのでしょうか。
無意識にではなく、意識的に行えばいいということです。
普段であれば、痒いと感じたと同時に手が伸びて、かくという動作に入りますが、これをゆっくり丁寧に行います。
- 痒いなと感じた!
- どのあたりがどのくらい痒いのかな?
- ゆっくり手を動かして、手の感覚に意識を向けていく
- どの指でどれくらいの強さでどうかいているのか、意識をしながら行う
- 少しずつかゆみが収まるのか、それとも残っているのか観察する
- かきおわったら、ゆっくりと手に意識を戻して元の位置に手を戻す
このように一つ一つの動作を丁寧に注意を向けながら行うことで、マインドフルネスを保ちましょう。
慣れたらステップアップ
先ほどはかいてもOKと言いましたが、ベテランの瞑想家がぼりぼりいつでもかいているか?と聞かれると違いますよね。
上級者になればなるほど、からだをぼりぼりしなくてもよくなってきます。
これは決して我慢できているわけではなく、手放してあげることができるようになってくるからです。
そこで、慣れたら手放す練習をしていきましょう。
- 痒いなと感じた!
- 痒いと感じていることに気づく
- 掻くまでに5呼吸おいてみる
- その後ゆっくり掻く動作に入っていく
慣れてきた人には刺激と反応の間隔をあける練習をしていくと、段々と無理に我慢するのではなく、手放すことができるようになります。
しかしここまで来ても、手放すという感覚がいまいち理解しにくい。
解放してあげるとは?
少し擬人化した表現になりますが、無理に突き放すのではなく、ここに居たければいてもいいし、去りたければ去っていい。
自由にさせてあげるようなイメージでしょうか?
刺激を受けたときに行うステップ
ここまでの流れを少しおさらいしてみましょう。
最終的に目指す流れとしてはこのようなイメージです。
誰でも思考がそれてしまったり、かゆみなどの刺激を受けたりすることはあります。
その受けた刺激を認めて、解放してあげるという流れを繰り返すことで、結果的にマインドフルな時間を長く保つことができ、瞑想している時以外の普段の生活の中でも活かすことができるようになります。
参考にした本
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