お掃除ロボットから学ぶレジリエンスとは?
みなさん、こんにちは!ちえみりーです。
みなさんはレジリエンスという言葉を聞いたことはありますか?
私は趣味でメンタルヘルスに関する本を多く読みますが、ストレスに対して負けないという強さよりも、ストレスに対してどう向き合い、立て直すかということが重要であると考えられています。
物質で例えると、
ダイヤモンドは最も硬度の高い物質として有名ですが、叩くなどの衝撃などに強いかというと意外ともろいもの。
ある程度のストレスには強いけど、何かのストレスがかかると元には戻らなくなり、実力が発揮できなくなるダイヤモンドタイプの人も多いのでは?(豆腐メンタル、ガラスのハートなんて言葉も聞きますが)
レジリエンスは水のように元に戻る力がある、そんな性質を指します。
バネをイメージしてもいいかもしれませんね。
目次
レジリエンスをロボットにたとえた話
最近読んだ本の中に個人的にわかりやすいレジリエンスの説明があったので、簡単に紹介します。
障害物をストレスに見立ててロボットを考えてみましょう。
人間のように自ら障害物を避けて動くことができるロボットを作るためには、どんな情報が必要でしょうか。
障害物を認識する情報、その障害物の大きさを見積り、またぐか避けるかを判断するのに必要な条件、避けるとすれば避けるだけのスペースがあるか、それとも行き止まりなので避けなければいけないのか。などなど
私たちが普段当たり前のように行っていることをロボットに行わせるには、多くの情報や判断のための条件などを設定することが必要になります。
これは人間で言ってみれば、一人でストレスに立ち向かおうとするには多くの経験や判断を必要とし、どんな環境でも順応できるようにすることは極めて難しいと言っているようなものです。
一方、ルンバのようなお掃除ロボットを想像してください。
同じような壁や障害物にぶつかっては方向転換をしている姿には、お世辞にも賢いとは言えないかもしれませんが。笑
お掃除ロボットは条件の異なる様々な世界中の家庭で活躍しています。
これは順応力が高いといってもいいのではないでしょうか。
そしてお掃除ロボットのすごいところと言えば、その動きの単純さです。
実際にはもっと複雑かもしれませんが、壁や障害物にぶつかってもokで、ぶつかったら移動する方向を変える、たったそれだけです。
たったそれだけなのに高い順応性を発揮し、障害物をきっかけに壊れない。
どんな家庭でも活躍できるロボットなのです。
ストレスとの向き合い方
話は長くなりましたが、レジリエンスを日本語訳すると再起力とも表現されますが、あまり使い慣れないので理解しにくくあります。
お掃除ロボットの行動こそレジリエンスをうまく表していると感心したのですが、いかがですか?笑
人間で言いかえれば、どんな環境においても対応できるようなストレス源を予測して避ける方法を知るよりも、ストレスにぶつかってもくじけずに立ち直る力をつけることが大切ということでしょう。
余談ですが、お掃除ロボットの壁や障害物を頼っている姿も、一人で抱え込まずに周りの人を頼るという意味で学ぶべき姿勢なのかもしれません。
参考にした本
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