幸せになるのってなんで難しいの?
みなさんは『しあわせ』という言葉を聞いてどんなことを思い浮かべますか?しあわせって人それぞれ違うけど、しあわせそうな人と幸福感を感じられていない人がいるのはなぜなんでしょうか。
今回は私が今まで読んだ本の中から幸せに関するお話をまとめていきます。
目次
科学的に測れるしあわせとは?
しあわせって脳から数値として測れるってことを知っていましたか?
詳しいことはここでは割愛しますが、
としたとすると、これを担う脳の前頭前野を調べることで分かります。
これに関する詳しいお話は、過去に世界一幸せな人についての記事を上げています👇
なぜ不幸せに感じやすいのか?
人の脳は人間が誕生してから大きく進歩していません。
なんて思うかもしれませんが、これも大きな要因ではないかと考えられています。
理由としては👇
そもそも人の脳は野生の中(狩猟採集)で生きていくためにプログラムされています。
そして文化がこんなにも進んだのは、人間が地球に誕生してからを考えると、ごく短期間であると言われています。
そのためプログラムは大きく書き換えられることなく現代の人の脳としても機能しているのです。
では、なぜ野生のままでは幸せを感じにくいのでしょうか?
そして、野生の時から幸せを感じにくかったのでしょうか?
まずは、この古いプログラム(野生のためのプログラム)が現代では幸せを感じにくいのかという話をしていきます。
一度アフリカの大地を想像してみてください。
大草原の中にはたくさんの動物が住んでいるかもしれません。
そして、中には今日の晩ご飯になってくれそうな動物、そして自分が晩ご飯にされてしまいそうな動物もいるかもしれません。
そう、野生の中の生活では、いつも命の危険と隣り合わせで生きていく必要があるのです。
そのため、野生で生きる人にとって命に関わる情報はとても重要です。
ここからわかると思いますが、ネガティブな情報を感じやすくするようにプログラムをされているのです。
ライオン(ネガティブ)を目の前にして綺麗なお花(ポジティブ)に見とれていては命を落としかねないですよね笑
だからと言って、いつも天敵におびえながら生活していたかというとそうでもないので、全体としてはネガティブな感情を感じすぎることもなく、上手くバランスが取れていたのだと思います。
また、強い不安感や恐怖がずっと続くわけではなく、天敵が過ぎ去れば終わります。
では、頭を現代に戻しましょう。
→目の前に蛇が!!ライオンが追いかけてくる💦なんてことはなかなかなさそう。
現代の生活では比較的命の危険にさらされにくい環境に生きているので、ネガティブな情報は野生の時ほど必要とされていません。
しかしながら、この写真のように不安に押しつぶされることはよくありますよね。
ライオンに追いかけられているわけでもないのに…。
でも、脳はライオンに追いかけられている時のように反応してしまっているかもしれません。
そして、現代のネガティブなことは短期的ではなく、長期的に続くことが多いため、負担を感じやすくなるとも言われています。
現代での生活を生きやすく、幸せに過ごすためには、ポジティブな感情・情報も取り入れられるようにプログラムを書き換える必要があります。
現代対応のソフトウエアをインストールしよう
今までの話をコンピュータに例えて話すと、人の脳に生まれた時点でインストールされているソフトウエア(プログラム)は最新バージョンではありません。
では、どのように新しいソフトをインストールすればいいのでしょうか?
これは次回更新する記事で触れていこうと思います。😁(やり方が汚い!)
<この内容に関連するツイート>
幸せになる権利は誰にでもある。でも、怖くて掴みにいけない時もある。でも、忘れないで、自分が幸せになってもいいんだってことを。誰に後ろ指をさされようが、あなたの人生はあなたのもの。ストッパーが外れれば、ありふれた小さな幸せの花畑にいることに気づくはず。その一つひとつがあなたを変える
— ちえみりー🐈⬛メンタル×ヨガインストラクター (@chiemilyoga) September 22, 2021
参考にした本
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