うつを治すために私が捨てたもの4つ
最近レンタルサービスが増えてくるなど、所有物を減らす流れが出てきていますが、モノを減らすことはストレスを減らすことにもつながります。今回は私がうつを治すのに捨てたものなどを紹介します。
目次
服
まず、これは大きかったです。
なんて外出するまでの障壁だったものを無くせたのですから。
アップルの創始者スティーブジョブズや落合陽一先生など、日々の服選びを短縮化する人は多くいます。
これは、せっかく朝起きたての頭がクリアーな黄金タイムに判断力を奪われてしまうからです。
〇私がやった方法
服を0にして生活することはできないので、自分で季節によって着る服のスタイルを決め、同じような服で統一しました。
夏:無地のワンピース
春、秋:長袖のワンピース
冬:パーカーと黒スキニー
これ以外はそれぞれの季節に1着だけ、お出かけ用の服を残しています。
同じものにそろえると同じ服を着ている感覚になるので、黒スキニー以外は2,3種類くらいのものを回しています。
このようにした結果、服に悩む時間が無くなり、外に出るのが楽になりました!
化粧品
それまでの私は
女性として外に出るには化粧をしなきゃ
などなど、周りの目を気にして服や化粧をしていたように思います。
でも、正直化粧は苦手でうまくできません。
そして、帰ってからのメイク落としが面倒でしかたありませんでした。
化粧をしたことがある人だとあるあるだと思いますが、、、。
化粧を落とした自分の顔に自信が無くなっていくのを感じたことはありませんか?
なんだかそんな自分に恐怖を感じたのもあります。
〇私が化粧をやめた方法
では、なぜ私が化粧を止めようと思ったのか。
それはホットヨガを始めたのが大きかったように思います。
ホットヨガは大量の汗をかくので、化粧は落としてからレッスンを受けます。
そのため、ホットヨガに行くために化粧をするのをやめました。
そして、化粧を止めてみると段々と自分のすっぴんに慣れてきました。
私の場合はタイミングが良かったのかもしれませんが、コロナでマスクをする機会が増えたのも大きかったように思います。
ついには都内に行くときでさえ、すっぴんで行けるように笑
周りの目は気にしません、というより気にならなくなりました。
やめてみて思ったのは、周りの目と思って気にしていたのは、自分のすっぴんへの自信の無さだったのかもしれません。
それまで外出するのに主人を待たせることも多かったのですが、その時間もほとんどなくなりました。
わずらわしい人間関係
そもそも人間は、狩猟採集時代には少ないグループの人とのみコミュニケーションを取っていました。
神経精神医学の世界的な専門家、ジョンレイティ氏の話が本当であれば、「人間の脳は狩猟採集時代から大きく進化していない」ということなので、現代のSNSのように、浅く広くの人間関係が求められるところに適していないことは明らかです。
友だちは多い方がいいですが、ネガティブな関係は脳に悪いということも事実です。
私は昔から人間関係の形成が得意な方ではありません。
人間関係の悩みは私が行く環境、環境でつきませんでした。
〇私が人間関係を整理できた方法
私は休職に入り、会社の人や同期と連絡を取る機会も減りました。
休職に入ってすぐのころは、人と会うのも辛くてドクターストップがかかっていたほどです。
その時に連絡が取れて、疲れない友人は今でもとても大切な友人です。
気の許せる人とのみのコミュニケーションはストレスもなく、楽になりました。
プライド
私は昔から自分へのプライドが高く、そのプライドを捨てきれずに苦労しました。
というのも、いい大学を出て、いい会社に就職したという誰もが憧れる経歴を持っていたからかもしれません。
でも、経歴なんて当てにならないということを、自分が一番感じていたのも事実です。
勉強を必死でして入る環境にはいつも自分よりもできる人がたくさんいて、自分はその経歴を持っているだけ。
そんな悲観的な考えも持っていました。
〇私がプライドを捨てた方法
うつ病になって、自分と向き合うごとに自分が本当にしたいことを深く考えるように。
そして、会社をやめました。
会社を辞めたのはとても大きかったです。
もちろんその会社はとてもいい会社で、居心地もよかったのは事実です。
でも、その会社に属していることがプライドを捨てられないことにつながっていると気づいたのです。
会社を辞めた理由は他にもありますが、私はこれでただの人間になれたような気がします。
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