理系にもわかるヨガ!力を抜く編
今日は新シリーズとして理系にもわかるヨガについて解説していきます!
私も理系出身だからなのか、ヨガにおいてよく戸惑うことがあります。
特にインストラクターの先生のインストラクションの表現。
目次
力を抜くという表現の難しさ
スポーツなどを普段からしている人は力が入っているかいないか、体の細かい感覚に敏感に気づくことができると思います。
しかし、私は結構苦手で、そもそもどこに力が入っているのか、どういう力なのかがわからずにいました。
力を抜くということは、力が今入っていて、それを無くさなければならない。
なのにどこに力が入っているのかわからない。そんな状態です。
物理で考えよう!
中学校の理科で習う、圧力の概念について復習してみましょう。
地球上の物体には重力がかかっています。
そして、その重力を地面や床などが受けています。
下のようなスポンジと直方体の図を見たことはありますか?
[1]https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%90%86%E7%A7%91_%E7%AC%AC1%E5%88%86%E9%87%8E/%E5%8A%9B%E3%81%A8%E5%9C%A7%E5%8A%9B
これらはどちらも同じ重力でスポンジを押していますが、へこみ具合が違いますよね。
これはスポンジのへこみ具合が単位面積当たりの力の大きさ(圧力 N/m^2)に比例するからです。
つまり、同じ力で押しても、力がかかる面積が小さければ小さいほど圧力は大きくなります。
仰向けでの力の抜き方
人間も同じように重力を持っていて、床や地面に力を与えています。
もちろん地面や床はスポンジにように凹みませんが、凹まないからこそ反発する力(抗力)を受けます。
これも人間の感覚として、単位面積あたりの力として感じます(痛点の間隔よりも狭い場合を除く)。
ここまできたら勘のいい人はわかるかもしれませんが、簡単にいうと床との接地面を増やすことで圧力がかかりにくくなります。
腕や肩、足の開き具合やつま先の向きなどを動かしてみて、接地面が大きくなるように寝転がってみましょう。
肩の力の抜き方
これは先ほどの考え方よりシンプルです。
インストラクターが肩の力を抜いてくださいという時は、肩が上に上がっている時、上がりやすい時です。
緊張している人や、頑張りすぎている人のイメージをするとわかりやすいかもしれません。
人間の肩にも重力はかかっていますよね。なのに上に上がっている。
つまり、肩が重力に逆らってと上に上がる力が働いているということになります。
そのため、肩を下に意識的に下げてあげることで、重力に逆らう力を減らしてあげられるということです。
肩こりになりやすい人などは肩が上がっていないか、意識してみるといいかもしれません。
References
↑1 | https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%90%86%E7%A7%91_%E7%AC%AC1%E5%88%86%E9%87%8E/%E5%8A%9B%E3%81%A8%E5%9C%A7%E5%8A%9B |
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