私がうつ病を再発した理由
うつ病は一度かかると再発する可能性が50%もあると言われるほど再発しやすい病気で、かかるごとにその再発率は増えていきます。私も2回ほど失敗しています。そこで、今日は私がうつ病を再発した理由についてお話します。再発しないための参考にしてみてください。
目次
薬を飲むことを辞めた(断薬)
はじめに言っておきますが、うつ病で自己判断で断薬することは絶対だめです。
私は2回再発していますが、2回ともいきなり断薬して再発しています。
また、下記のように専門の先生も断薬は再発の原因になると言っています。
うつ病の再発の原因は次のような理由と言われています。
・自己判断での断薬(勝手に処方された薬をやめた)
・医師の指示に従わなかった
・回復したと自己判断して、再発した薬物療法の場合は副作用を伴うこともあり、副作用という理由から治療を途中でやめることにより、離脱症状に苦しむケースもあるようです。
新宿ストレスクリニックから引用
〇私の経験談
一回目は学生から社会人へ環境が変わり、新しい病院を探すのが面倒で辞めてしまいました。
また、環境が変わったことでストレス源から離れることができ、うつ病が完治したと錯覚していました。
そして恐ろしいことに、すぐに治るものだと思っていたのですね。
二回目は休職を終え、復職したときに主治医から「もう来なくて大丈夫」と言われたためでした。
その時自律神経失調症と診断されていたこともあり、主治医は完治したと思ったのかもしれません。
今思うとうつ病はそんなにあっさり治るものではないです。
また、精神科や心療内科で出される薬は減薬など、徐々に減らしていくのが当たり前なのですが、知りませんでした。
知らないって怖いなとつくづく思います💦
完治したと思って頑張りすぎた
復職してすぐは、完治したとばかり思っていたので、休んだ分を挽回しないとと張り切りすぎてしまいました。
休職など一時的に休むと、フル充電されたように感じてしまいがちです。
しかし、うつ病になると体力が少なくなるので、すぐにヘトヘトになります。
ある程度安定してきた今では、「焦れば焦るほど前に進めない」と感じています。
うつ病の治療に焦りは禁物です!
うつ病はメンタルの風邪みたいなものと例えられるくらいなので、風邪のようにすぐ治ってしまうと思う人は多いと思います。
(体験してみると、メンタルの糖尿病、生活習慣病などの方が個人的にはしっくりきます。)
生活習慣を何も変えようとしなかった
うつ病はストレスだけが原因と思われがちですが、それ以外にも私が知っている要因は2つあります。
(ただし、明確な要因はまだまだ未解明だそう、、、)
セロトニン不足
抗うつ剤にはセロトニンの不足を対処するように作られたものもあります。
それくらいセロトニンの不足が影響していると考えられているということです。
また、セロトニンの不足は生活リズムの乱れや日光に当たる時間が短いなど、生活習慣が原因のことが多いとも言われています。
(もともとセロトニンの量が少ないのにうつ病にならない人も中に入るようですが、、、。)
体内の炎症
この考え方は進化論がベースになっていて、まだまだ明確な解明はされていないようです。
狩猟採集時代の人の中にはうつ病の人はいないというお話にもとづいています。
現代の乱れた食生活、運動不足によって炎症が起こり、脳に影響を及ぼしたのではないかということです。
この二つの要因を考えると生活習慣を見直さなければ、再発リスクが高まることは間違いないでしょう。
特に運動はうつ病の治療としても認められており、薬物療法と同程度の効果があると言われています。
その上、運動療法は薬物療法より再発率を下げる効果もあることがわかっています。
⇒散歩でも何でもいいので、運動を生活の中に取り入れていきましょう!
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