意志力がないから習慣化できないは嘘?
何かを始めたいけど、いつも続かないというあなたに、「意志力がなくても習慣化できる方法」をご紹介します。今日は習慣化の方法としてみなさんが誤解しやすい、意志力に関する情報を最近読んだ本からお届け。これから何かをはじめたいという方だけでなく、すでに何かに取り組み始めている方も参考にしてくださいね。
目次
今回も結局失敗に終わったダイエット💦
みなさんはダイエットや禁煙などに取り組んで失敗した経験はありませんか?
私は学生のころから考えると片手では数えきれないくらい失敗しています😣笑
その悩む人の多さからか、TVのダイエット番組などが多く放送され、「何がダイエットに効果的か」という議論は年中耳にするほどです。
それは日本だけではなく、ジャンキーな食べ物のイメージがあるアメリカでも同様のようで、万人共通の悩みのようです。
誘惑という名の天敵
そんなダイエットの成功への障害となるのが、食べ物や怠け癖などの誘惑。
他の習慣化の失敗も様々な誘惑が成功の邪魔をしてきますよね。
こんな時、いつもこう思うことはないですか?
そう、意志力の無さを失敗の要因にすることや、意志力が無いと成功できないと思うこと。
実は、いつもそうとは限りません。
意志力が無くても習慣化したり、目標を達成したりすることは可能なのです。
少し信じがたい話だとは思いますが、私の持論ではなく、モチベーション理論の第一人者によるお話しなので、少し信じてみる価値はあるかも?
無意識でやり遂げる
少し話は変わりますが、みなさんは毎日必ずしていることはありませんか?
何でも大丈夫です。
わかりやすい例として、「家に帰る」という行動を考えます。
みなさんは、気づいたら家の玄関の前まで帰ってきていた。帰り道の記憶がない。
なんてことはありませんか?
何も意識しなくても家に帰ることができる。
これはれっきとした習慣化された行動に違いありません。
この、無意識という行動まで落とし込むことが習慣化や目標達成でとても重要になります。
どんなに疲れていても家に帰るというように、誘惑に惑わされることなく実行できるようになります。
もちろん意志力を効果的に使うことで達成確率を高めることができるというものもありますが。
無意識にするには?
条件型計画というものを有効に活用しましょう。
if-thenプランニングと呼ばれるこの手法は自制心をあまり使わずに済むほか、この手法を使わなかった場合に比べて2倍もの達成率向上に寄与するそうです。
if-thenプランニングについての詳しいやり方を説明すると長くなってしまうので、他の記事に詳しくまとめます。
ここでは簡潔にご紹介します。
まず、習慣化したい内容をやる時間、場所を明確に決めましょう。
こんな感じです。
普段だと、日光を浴びる癖をつけたいな程度に終わってしまうことが多いと思いますが、いつ、どこでを決めておきましょう。
そうすることで無意識に状況を鑑みて行動を開始できる可能性が高まります。
たったこれだけです。
まずは一つからやってみましょう!
参考にした本
モチベーション理論を科学的に知りたいなら、ハイディー・グラント・ハルバーソン先生の本がおすすめです。
それ以外にも、キャロル・S・ドゥエック先生のマインドセット系の本もおすすめです。